5月…今年も自動車税を支払う季節がやってきました。。。
車を持っている人にとっては憂鬱な時期ですが、お得に支払う方法はないんでしょうか?
自動車税を支払う時期になると、Twitterで嘆いているクリエイターさんを結構見かけます。
クリエイターさんで車好きの方って結構多いですよね。
今回は、自動車税をお得に支払う方法があるのか検証していきます。
実は自動車税で得ができる?
自動車税の納税通知書が届く季節になりました。
多くの車オーナーにとって、この時期は少々憂鬱なものです。
特にクリエイターさんの中には車好きの方々も多く、複数台持ちであったり、旧車に乗っていたり等、一般の方よりも負担が大きい方も多いのではないでしょうか。
税金である以上、支払わねばならないものですが、少しでも負担を減らしたいですよね。
昔はコンビニや銀行の窓口で現金払いというのがメジャーな支払い方でしたが、ここ最近は、キャッシュレス化が進み、様々な支払い方が増えてきました。
それに伴い、若干ですが、お得に支払う方法も出てきました。
本記事では、自動車税を少しでもお得に支払うための方法を検証し、ご紹介したいと思います。
税金である以上、ものすごく節約できるということはありませんが、資産形成にはこういった小さな積み重ねや、意識付けが大切です。
いつもなんとなく支払っていた自動車税ですが、年に1回のこの機会に色々考えてみましょう。
自動車税の支払い方法
令和5年度の納税通知書と一緒に送付された用紙をみると、下記の支払い方法があります。
- スマートフォン決済アプリ
- クレジットカード
- インターネットバンキング
- ペイジー対応ATM
- ダイレクト納付
- 金融機関
- コンビニエンスストア
- 各都道府県税事務所・自動車税事務所
こう並べてみると、本当に多くの支払い方法がありますね。
特に上の5つについてですが、令和5年度から稼働を開始した「地方税お支払いサイト」という全国の地方公共団体共通のサイトを通じて支払う方法です。
実際に私も使ってみましたが、非常に簡単でした。
これらのうち、使い方によってはお得に支払えるスマートフォン決済アプリとクレジットカードについて検証していきます。
なお、インターネットバンキング等は簡単に支払えますが、特段お得な支払い方法というわけではないので、この記事では説明を割愛します。
ただし、ペイジーなんかはキャンペーンをやっている時もあるようですのでチェックしてみても良いかもしれません。
スマートフォン決済アプリ
スマホ決済は、近年急速に普及している支払い方法であり、自動車税の支払いにもスマホ決済を活用できます。
対応している決済アプリも随時拡大しており、わざわざ窓口に支払いに行く必要もないため、非常にお手軽な方法だと言えるでしょう。
下記は、令和5年5月時点で対応しているアプリ一覧です。
出典:地方税お支払サイト|スマートフォン決済アプリ一覧
スマホ決済で期待されるのはポイントの付与ですが、果たしてスマホ決済でポイントはつくのでしょうか?
利用者が多いPayPayや楽天ペイなどは、支払いに使用しても、その分のポイントがバックされることはないようです。
すべての支払い方法を確認できているわけではありませんが、支払いでポイント付与されるアプリは少数でした。
ただし、決済アプリにチャージする際にポイントを得ることができる支払い方法を使用しているのであれば、間接的にポイントを付与されていると言えなくもありません。
また、アプリによっては、キャンペーンにエントリーすることによって、ポイント付与されるケースもあります。
なお、ポイント付与があるアプリとしては、例えばファミペイがあります。
ファミペイでは、請求書払い1件につきボーナス10円がもらえるようです。
スマホ決済については、アプリによって条件が異なるため、一律に言えず、ポイント付与のルールが変更されることも非常に多いです。
ただし、仮に支払いによるポイント付与がなくとも、キャンペーンにエントリーすることでポイントがもらえることがあります。
スマホ決済についてはアプリにより差異がありますが、実際、どの程度得するか検証するため、楽天payを例に試算してみます。
34,500円の自動車税を楽天payで支払う場合
楽天カードから楽天キャッシュへのチャージすると、200円(税込)につき1ポイント(0.5%)還元となります。
34,500円をチャージしようとすると端数がでるため、34,600円チャージすると、173円のポイントを得ることが出来ます。
コンビニでペットボトル1本買う程度にはお得になりました。
クレジットカード
クレジットカードの支払いにあたっては、システム手数料が発生します。
システム使用料は納付額により異なります
納付額 | システム使用料(税込) |
---|---|
1~10,000円 | 40円 |
10,001~20,000円 | 123円 |
20,001~30,000円 | 205円 |
30,001~40,000円 | 288円 |
40,001~50,000円 | 370円 |
自動車税だと、大体の人が205円~370円の手数料に収まるのではないでしょうか。
クレジットカードで払う場合、簡単ですが、手数料分余計に払わねばならず、得するどころか損する様に思えます。
しかし、クレジットカードにはポイント還元があります。
普通のクレジットカードのポイント還元率は大体0.5~1.0%のものが多いかと思いますので、システム使用料以上のポイントが還元されれば得することになります。
それでは私の愛車と使用しているクレジットカードで試算してみます。
34,500円の自動車税を還元率1.0%クレジットカードで支払う場合
34,500円をクレジットカードで支払う場合、288円のシステム使用料が掛かり、合計34,788円掛かります。
34,788円の1.0%は347円ですので、59円のプラスになります。
1.0%のカードであれば、コンビニでうまい棒5本買える程度には得しました。
しかし、クレジットカードの還元率は0.5%のものも多いので、還元率の低いカードを使うと逆に損してしまいそうです。
ただし、クレジットカードによっては、サイトで自動車税支払いキャンペーンをやっていることがあるので、そういったものにエントリーすると、ポイントを上乗せさせることも可能です。
自動車税も工夫すればお得に支払える
スマホ決済とクレジットカード決済について見てきましたが、工夫すれば、少しではありますが、お得に支払えることがわかりました。
少ない金額ですが、塵も積もれば山となるです。
こういったことの積み重ねや意識を持つことは資産形成にあたり大切です。
また、金銭的なメリットを除いても、わざわざ窓口に行かず、家に居ながら支払えるため、タイパも良いです。
今まで現金で支払っていた方もこの機会に、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか。
(参考)自動車税納付後すぐに車検をする場合
今は、自動車税が納付されているかオンラインで確認できるため、車検の際に納付書を提示することは基本的にはありません。
しかし、納付状況が反映されるまで、支払い方法にもよりますが、1~2週間程度掛かるようです。
自動車税納付後にすぐ車検を受ける場合は、オンラインで納付状況が確認できないため、納付書が必要になります。
納付確認ができず、車検が受けられないということがない様に注意しましょう。